毒親に育てられて

気がついたらOver30。実家暮らしの毒親の元での生活記録。

2017/10/17

異動してから、どうも調子が悪い。

 

もともと、環境に慣れるのは時間がかかる方だ、自覚はしている。

 

しかし、それにしてもつらい。

通勤中に涙が出る、着替えている最中に涙が出る、事務所にいても、仕事をしても、気分が塞いでいる。

 

前の職場でもそんなことはあったが、今回はどうも耐えられそうにない。

 

早退が2日続いた日、はじめてメンタルクリニックなる病院に行った。

 

仕事のことを話していても涙が出る、異動で環境がかわったことが原因だと自覚をしている。

異動前は、地位も信頼も厚かった。

それが突然ゼロになる。

おまけに、8月に受けた昇格試験にも落ちた。

 

いろいろなストレスがたまっていたんだろう。

でも、自分ではまだできる、まだやれる、これは甘えだ、仕事行きたくない病だ、と思っていたのだ。

 

病名は軽い抑うつを伴う適応障害

ショックだった。

これくらいなら大丈夫ですね、と言われると思っていた。

適応障害

障害。

 

すぐ会社に電話をした。

朝の様子で来れるならきてもらえればいいから、と思ってもみない言葉をかけてもらえた。

 

 

夜、母親にだけ、伝えた。

やっぱり、あまり良い反応はしなかった。

働かないの?休むの?

家族に精神疾患者がいることが、嫌なのだろう。

 

よくよく調べたら、精神疾患者は、保険も、住宅ローンも組めないと書いてあった。

今年、31になり、そろそろシングルで過ごす心構えが必要だと思っていたところ、3年間はローンが組めなくなった。

 

将来、わたし名義で、結婚もせず、実家の住宅ローンを組まされると思っていたわたしは、

親を悲しませた、という気持ちのが強かった。

 

どこまでも、毒親に育てられて、自分を大切にする感情がどこかに行ってしまったのだろう。